司会の仕事を通じて感じていることは、テクニックを学んでも相手に言葉は伝わらないということです。
司会者を多数育成してきましたが、言葉が独り歩きしている人をよく見かけます。

例えば、結婚式場で、「皆様、新郎新婦が入場です。 扉の方をご覧ください」と言っても振り向いてくれない。
そんな言葉が伝わっていない現場を目の当たりにしたことがあります。
相手にメッセージを伝える時に、いい言葉、キレイな言葉だけでは伝わりません。

よく話し方の研修では、滑舌や言葉遣いなどのテクニックに焦点を当てた研修が組まれています。
しかし、心と脳と体は繋がっています。
言葉だけキレイであったり、流ちょうに話すことだけでは伝わる言葉になりません。

この言葉が伝わるメカニズムを知り、良いコミュニケーションが取れることに焦点を当てた実践的な研修内容になっています。
26年の司会キャリアで培ったエッセンスを全てお伝えします。